15kgの一斗缶から、世界市場へ
弊社はホクレン北見ハッカ工場閉鎖の翌年である1984年に創業しました。当初から「ハッカ油ボトル」を作り、いまも変わらず作り続けています。今でこそ日本全国だけでなく、シンガポールや台湾、香港といった海外市場も含め幅広く事業を展開していますが、創業当時は一斗缶15kgのハッカ原料からボトルを作り、小規模生産から事業はスタートしました。
営業活動は観光地の販売店を回り取引先を増やしていったのですが、当時はハッカ油は原料としての位置付けで一般消費者にはまだまだ浸透しておらず、多くの方に手にとってもらうには非常に厳しい状況でした。
それでも事業を継続していくために、一つ一つの販売店に自ら行き、お客様に直接説明しながらお店を転々としていく、そんな時期が2〜3年続きましたが、百貨店での物産展に参加するようになってからしばらくして、状況が変わっていきました。